合同チームが挑戦 バレー女子 牧・安塚・大島、連係磨く 県中学大会17日開幕

 第52回新潟県中学校総合体育大会夏季大会が17日から、県内各会場で行われる。全16競技で、サッカーと軟式野球が19日まで、他は18日まで。水泳は24、25日。バレーボールで唯一合同チームで出場する女子の牧・安塚・大島(上越市)は初戦で下山(新潟市)と対戦する。

 構成は牧3人(3年生)、安塚5人(3年生1人、2年生4人)、大島1人(1年生)の計9人。普段はそれぞれの学校で部活動を行い、平日夜と週末にクラブ活動として集まって練習している。牧と安塚は昨年度、潮陵と3校合同で新人戦地区大会優勝、県大会ベスト8に入っている。

練習で声を合わせ、士気を高める牧・安塚・大島のメンバー(安塚中体育館)

 池田雄二監督(安塚中)によると、個々の学校の人数は少ないが、小学校時代のチームで経験や土台を積んでおり、「しっかりと地域で育てていただいたので、合同でやった時にそこそこのチームができる」と話している。

県大会に向け、練習で連係プレーを高める選手たち

 今回は上越地区大会で準優勝し、県大会に出場する。牧の藤井真瑠美主将(3年)は「最初はアタッカーとセッターを合わせるのが大変だった」と振り返りつつ、「県大会では今までの練習の成果を出して、悔いを残さずに戦いたい」、安塚の内山萌々笑主将(3年)は「新人戦はベスト8止まりだったので、ベスト4に入って北信越大会(上位3チーム)に出場したい」とそれぞれ決意を見せている。

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