韓国で養育費未払者の出国を禁止する法律が施行

韓国で子供の養育費を払わない人物の出国を禁止する法改正が13日に行われた。

韓国法務部によると、同日、韓国政府はこのような内容を盛り込んだ「出入国管理法の一部改正法律」を公布・施行すると明らかにした。

先に韓国政府は、養育費債務を履行していない養育費債務者に対して、女性家族部長官が「養育費の履行審議委員会」の審議・議決を経て、法務部長官に出国禁止を要求できるようにする「養育費の履行の確保と支援に関する法律」の改正を行っていた。

これまで、子供の養育費義務を履行しない者が海外に出国しても何の咎めもなく常習的に、または長期間外国に滞在したり、移住したりする場合、養育費の支払いを担保する方法がなかったからである。

韓国法務部は、「養育費法」の改正に合わせ、出国禁止の事由について審議・議決を経た人についても追加する出入国管理法改正案を用意した。養育費法は、養育費を支払う義務がある人がこれを破れば、国が名前を公開して刑事処罰まで可能とする法律だ。

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