爽快サンルーフに特別な2トーン採用の限定車『フィアット500Xグランビスタ』が登場

 イタリアの伝統的国民車『500(チンクエチェント)』の兄貴分として、2015年にデビューを果たしたフィアットのコンパクトSUV『Fiat 500X(フィアット・チンクエチェント・エックス)』に、エクステリアをスタイリッシュに演出する特別な2トーンカラーと、前後席それぞれに備わるサンルーフにより開放感溢れるキャビンを実現した限定車『500X Gran Vista(グランビスタ)』が登場。7月10日より発売開始となっている。

 フィアット・クライスラー・オートモビルの近代的アライアンスを活用し、Jeepブランドの『レネゲード』などと同様の“スモールワイド4×4アーキテクチャー”と呼ばれるプラットフォームを採用する同車は、モデルライフ中の大幅なアップデートにより現在は1.3リッターの新世代オールアルミ製直列4気筒マルチエアエンジン(151PS/270Nm)に刷新され、駆動方式もFFと6速乾式DCTに一本化されている。

 そんなスモールSUVに追加された今回の新グレードは、イタリア語で「壮大な眺め・景色」を表現するグランビスタの名のとおり、圧倒的な解放感を演出する特別なボディカラーやツインサンルーフを採用した。

 ボディカラーは通常は設定のない特別なイタリアブルーを基調に、ピラーやルーフをブラックで仕上げた2トーンカラーを採用。エクステリアミラーカバーもブラック仕上げとされ、スタイリッシュな外観に仕上げられた。

 また、インテリアでは前席の頭上に電動開閉式のガラスルーフを、後席には固定式ガラスサンルーフを採用。後席にも採光を確保したことですべての席が明るく、解放的な気分を味わえるのが特徴となっている。

 そのほかLEDヘッドライト、シートヒーター付のレザーシート、前席8ウェイパワーシート、デュアルゾーン式フルオートエアコンなどは、ベースとなる500X Cross(クロス)に準じて標準装備し、対向車や前走車の有無を検知してヘッドライトのハイ/ローを自動で切り替える自動ハイビームや、車線から逸脱を警告するレーンデパーチャーウォーニング、ブラインドスポットモニター、リヤクロスパスディテクションなど最新の運転支援機能も備えている。

 日本導入は限定128台となり、8月31日までの期間限定で成約者には1857年創業のイタリアの高級帽子ブランド、ボルサリーノとフィアットがコラボレーションしたパナマハット“パナマ キート”を、抽選で50名にプレゼントするキャンペーンも実施中だ。その限定車『500Xグランビスタ』の価格は356万円(税込)となっている。

通常は設定のない特別なイタリアブルーを基調に、ピラーやルーフをブラックで仕上げた2トーンカラーを採用した
対向車や前走車の有無を検知してヘッドライトのハイ/ローを自動で切り替える自動ハイビームや、車線から逸脱を警告するレーンデパーチャーウォーニング、ブラインドスポットモニター、リアクロスパスディテクションも装備
前席の頭上に電動開閉式のガラスルーフを、後席には固定式ガラスサンルーフを採用している
シートヒーター付のレザーシート、前席8ウェイパワーシート、デュアルゾーン式フルオートエアコンなど快適装備もそろう

『500X Gran Vista』公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/500x-gran-vista/

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