広島・九里 チームトップ7勝目も…2被弾に「悔しいの方が強い」

前半戦はコロナ陽性で離脱もあった広島・九里

広島・九里亜蓮投手(29)が13日の中日戦(マツダ)に先発し、7回を投げて6安打3失点の好投。6月30日の巨人戦から自身3連勝でチームトップの7勝目(5敗)を挙げた。

ただ、満足はしていない。2回に阿部に同点に追いつかれる5号ソロ、7回にも堂上に3号2ランを浴びた。九里は「本塁打2本なんで、そういうところは防いでいかないといけないと思う。投球自体はやっぱり悔しいの方が強いですかね」と話した。

5月に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。隔離期間があったが、前半は13試合に先発した。九里は「コロナで離脱して自分自身、悔しい思いをしました」とし、後半へ向け「これからは先発ローテーションを守った中でしっかりイニングを投げたいっていう気持ちは持っている。そこにこだわってやりたい」と意気込んだ。

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