ヤクルト・奥川 G戦初登板で白星! 6回3失点「どんどんゾーンで勝負できました」

初の巨人戦登板で4勝目を挙げたヤクルト・奥川

ヤクルトの2年目右腕・奥川恭伸投手(20)が巨人戦初登板でうれしい白星を手にした。13日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、6回を投げ6安打3失点(自責3)、奪三振7でまとめ、チームは打線が爆発して14―6で大勝。奥川は4勝目(2敗)をマークした。

初回に丸の犠飛で先制されたが、2回に村上の25号ソロ、3年目・吉田のプロ初本塁打となる1号ソロ、サンタナの6号ソロと3発で逆転に成功。勢いに乗った燕打線は4回にも山田の25号3ラン、5回にはオスナの8号ソロ、サンタナの2打席連続となる7号ソロと一発攻勢をしかけた。

味方のド派手な〝打ち上げ花火〟の援護を受けた背番号11は、4番・岡本和に4回と6回にそれぞれ適時打を許した以外はキッチリと抑え、先発投手としての役目を果たした。

奥川は「初の東京ドーム、ジャイアンツ戦でしたが、特に意識せずいつも通りマウンドにあがることができました。先制されてしまいましたが、本当にたくさん野手の方が援護点を取っていただいて、野手の方にリズムをつくっていただいて、どんどんストライクゾーンで勝負することができました」とコメント。

3位のヤクルトは2位の巨人と2・5差に迫った。

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