巨人・原監督 7被弾14失点のG投にあきれる…「なんだい、今日は?」

試合中、険しい表情を浮かべる原監督

巨人は13日のヤクルト戦(東京ドーム)に6―14で大敗。投手陣が7本塁打を許し、打線の反撃も焼け石に水となった。

先発のサンチェスが3発、2番手の桜井も3発、4番手・デラロサも村上に巨人・岡本和に並ぶ26号2ランを被弾。登板した5人のうち4投手が失点しては、流れを呼び込むどころではなかった。

試合後、報道陣の前に姿をみせた原辰徳監督(62)はすでに怒りを通り越してあきれた様子。その開口一番は「なんだい、今日は? なんかある? なんもねえだろ!?」で、自虐的に笑うしかなかった。

それでも、総括しないわけにもいかない。7被弾の投手陣への質問を向けられると「やっぱり先発ピッチャーがね。リリーバーっていうのは、1イニングとか1アウトという中で役割を持たせているわけだから。長いイニングとか、あるいは早いイニングでマウンドに上がるのはね。それでもしっかり抑えるというのはあるんだろうけども、やっぱり先発ピッチャーがね。先発ピッチャーが何とかゲームを作るということが必要ですね。反省するところはたくさんあるよ」とピシャリだった。

この日の敗戦で、チームはリーグ2位で前半戦を折り返すことが確定した。最後は「振り返るもんじゃないんだよ」と再び笑顔をみせ、14日の前半戦最終戦へ切り替えた。

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