無印良品 直江津 健康領域に参入 8月1日「まちの保健室」開設

 良品計画(本社・東京都)は健康維持や病気予防などの健康領域に参入する。8月1日、「無印良品 直江津」(上越市西本町3、エルマール内)に調剤薬局と身体測定、健康維持に資する商品の提案や催事を行う「まちの保健室」を開設し、事業を本格化する。7月20日にプレオープンする。調剤は8月1日から。

 「保健室」の面積は約130平方メートル。全国で調剤薬局事業を展開するクオールホールディングス(本社・東京都)が、処方箋に基づく調剤、漢方薬の提供を行う。他に「無印良品」の商品を中心に、良質な眠りを助ける寝具や軽運動に適したウエア、シューズの提案を行う。

調剤薬局のイメージ(クオールホールディングス提供)

 また、測定機器メーカーのタニタ(東京都)の協力を得て、身体データの測定が可能。長期利用することで、運動や健康管理の成果が分かる。

 包括連携協定を締結している上越市、頸城自動車とも連携。行政や地域医療、事業関係者と連携し、地域に根ざした健康をテーマとした情報を提供する。

 良品計画は「コロナ禍で健康への関心と不安は増している。生活者の健やかな暮らしの役に立つために、日頃の生活習慣や環境を整えるきっかけをつくり、自分の健康と気軽に向き合える場を目指す」としている。

 営業時間は午前10時から午後8時まで。

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