クジャクとシカが隣人トラブル? 温かく見守る飼育員 佐世保・森きらら

お隣さんのツシマジカ「カク」を威嚇するインドクジャクの「ジャック」

 長崎佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で飼育しているインドクジャクの「ジャック」(雄)は、お隣さんのツシマジカ「カク」(雄)が近づいてくると、フェンス越しに大きな羽を広げ威嚇している。
 “2人”は約4年前から隣人同士。ジャックは気が強く、カクが“パーソナルスペース”に入る度に羽を広げて「これ以上近づくな」と意思表示。しかし、カクは意味が分かっているのかいないのか、今も平気でフェンスに近づいて行く。
 担当飼育員は「カクが相手にしないから平和が保たれている」として、「今日もかわされているなと、温かく見守っています」。

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