霜降り肉そっくり! ブラジル原産の花見ごろ 森きらら

見ごろを迎えたアリストロキア・ギガンティアの花=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)の観賞温室で、アリストロキア・ギガンティアの花が見ごろを迎えている。8月末まで楽しめそう。
 同園によると、ウマノスズクサ科のつる性植物。原産地はブラジルで、20センチほどの大きな花を咲かせる。中央部には雄しべと雌しべが入っている袋があり、昆虫などを閉じ込め受粉を促す。
 同園職員の稲田涼子さん(29)は「花は霜降りの生肉に似ていて、インパクトがある。構造も面白いので、じっくり観察してもらえたら」と話している。

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