「第2回競馬功績者表彰」の伝達式が14日、美浦トレセンで行われ、JRA受賞者は4人のうち尾形充弘・元調教師(73)、藤沢和雄調教師(69)、柴田善臣騎手(54)の3人(JRA元副理事長の岡本金彌氏は欠席)が参列した。
GⅠ4勝のグラスワンダーを管理し、調教師会会長を務めるなどトレーナーとしての功績が評価された尾形氏は「身に余る光栄です」と第一声。続けて「祖父(尾形藤吉・元調教師)のプレッシャーが大きかった調教師生活でしたが、ようやく(いい)報告をすることができてよかった」と現役時代の重圧を振り返りつつ受賞の喜びを口にした。
また、藤沢和師は「(調教師としては)来年2月までですが、もう少し頑張りたい」、柴田善騎手も「たくさんの関係者のおかげで(賞を)いただけた。これから恩返ししていきたい」とそれぞれ感謝を述べた。