高校野球の第103回全国選手権神奈川大会は14日、サーティーフォー相模原球場で2回戦が行われ、2018年以来の甲子園出場を目指す慶応が9─2で第3シードの光明相模原を八回コールドで下した。
慶応は初回に今泉将(3年)の適時内野安打で同点にすると、二回は真田壮之(同)、今泉の2点打で勝ち越しに成功した。三回にダメ押しの2ランを放った先発の荒井駿也(同)は五回途中3安打2失点(自責0)とゲームをつくった。
慶応は高校野球ファンの注目を集めた初戦の桐蔭学園戦に続いて、強豪私学を打ち破った。森林貴彦監督は「ここは連戦と考え、勝たせてもらうことが大事だった。課題をもらいながら、大会期間中に成長していきたい」と話した。2試合連続で先発のマウンドを託された荒井は「自分たちは春も結果が出ていない。チャレンジャーとして戦っていきたい」と意気込んだ。
慶応は18日の3回戦で橘─光陵の勝者と対戦する。