衆参両院は14日、自民党・岸田派(宏池会)の会長を務める岸田文雄前政調会長(63)ら同派所属議員の秘書4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
4人はいずれも入院せず、自宅待機や自宅療養している。保健所によると、このうち3人に濃厚接触者はいなかった。残る1人は確認中だという。
コロナ感染の報告があったのは岸田氏の秘書のほか、小林史明ワクチン担当大臣補佐官(38)と深沢陽一衆院議員(45)、馬場成志参院議員(56)の秘書の3人。
自民党派閥パーティーは新型コロナウイルス感染拡大で軒並み再延期を余儀なくされている。そんな中、岸田派は都内のホテルで8日にパーティー開催に踏み切り、4人が感染した。
党内からは「マスクを付けたり外したりして、パーティーを行っていたそうです。これじゃ、ダメですよ」と冷ややかな声が出ている。