巨人・原監督は11失点にムッツリ…投手陣が7回までに10四死球の大乱調

険しい表情の原辰徳監督

巨人投手陣が14日のヤクルト戦(東京ドーム)で制球を乱し、7回までに10四死球を与えた。

2回途中で4失点で降板した山口は3四球、2番手以降の今村は1四球、田中豊が1四球、畠は1死球、高梨も2四球。7回二死満塁から6番手で登板した戸根千明投手(28)は2者連続の押し出し四球で、労せず追加点を許し、ベンチの原辰徳監督(62)の表情も険しさを増している。

宮本投手チーフコーチは前日13日の同戦で7被弾を喫した投手陣について「ホームランを打たれること。それからフォアボール。僕はこれは投手のエラーだと思います」と話していたが、その思いは届かず。4―11と点差は開く一方で、G党から連日のため息が漏れている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社