うなぎ料理人腕振るう 大黒屋でうな重など提供 17日から8月22日まで

 上越市仲町4の高田ターミナルホテル1階の「大黒屋」は17日から8月22日まで、うなぎ料理を提供する。新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人は、接種済証の提示で料金が10%引きとなる。小林真也料理長(38)は「若い世代でもワクチン接種が進んでいる。コロナで疲れた街全体を活気づけるきっかけになれば」と話す。

 小林料理長は新潟市のうなぎ料理の名店「一〆」などで修業。ウナギは注文を受けてから割き「身はふっくら、皮はぱりっと」焼き上げる。たれは独自に研究した自慢の一品。決め手は調理場ですって出す和歌山産の「ぶどう山椒(さんしょう)」。鮮やかな香りが特長だ。

割きたて、焼き立てのうなぎが県産米の上に載った「うな重」
うなぎのかば焼きが詰まった「う巻き玉子」

 うな重(税込み3500円)は、県産米と焼きたてのうなぎに、上越産のみそ漬、肝の有馬煮(山椒を加えて煮たもの)が添えられる。「うな重」、「かば焼き」(同3300円)、「う巻き玉子」(同2000円)、「うなぎと焼きさばの押し寿司」(同1200円)は前日までの予約でテークアウトできる。問い合わせはホテルフロント(電025・523・5428)へ。

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