女子版虎戦士「タイガー・クイーン」が本邦初公開! 29日デビュー戦でメイン抜擢が決定的

これがタイガー・クイーンだ

初代タイガーマスク(63=佐山サトル)率いるストロングスタイルプロレスが15日に会見を行い「40周年記念第2弾大会」(29日、後楽園ホール)でデビューする女子版虎戦士「タイガー・クイーン」のヴェールが脱がされた。

クイーンは初代タイガーが直々に指導する初の女性虎戦士で、半年以上も前から特訓を積んできた。この日の会見で初めて公の場に姿を現し、最後まで言葉を発さなかったものの、独特の存在感を放った。年齢、国籍などプロフィールは全て不明だが、170センチ以上はあると見られる長身が印象的だ。

1981年の衝撃デビューからちょうど40年。初代タイガーは「彼女を見た瞬間、40年前を再現できると確信しました。今日彼女を紹介できて感激しています。必ず平井(丈雅代表=56)さんは泣くと思います」と改めて太鼓判を押す。さらに同じく指導に当たっているジャガー横田(59)も「初めて見たときに、衝撃をもらいました。はっきり言ったら初代タイガーのクローンだと思います」と証言した。

40年前に初代タイガーを誕生させた〝過激な仕掛け人〟新間寿会長(86)も当時の再現を心待ちにしているという。「平井が彼女の試合を見て感動の涙を流すことができるのか。多くの人々に夢を与え続け希望を与え続ける選手になってほしい」とエールを送る。

さらにこの日はデビュー戦のカードが発表され山下りな(32)とシングルマッチに臨むことが決定。初代タイガーが「僕がデビュー戦のときはわけのわからないまま必死だった。プレッシャーを利用してもっとい試合をできるようになってもらいたい。本来ならメイン級の選手。そのくらいの価値がある」と豪語すれば新間会長も「メインイベントにすればいいじゃないか。セコンドにはジャガーがつくから大丈夫でしょう」と呼応。デビュー戦でいきなりメインイベンターに抜擢されることが決定的となった。

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