【ストロングスタイル】女子版タイガーマスク「タイガークイーン」が7月29日後楽園で遂に降臨

ついにデビューが決まった女子版虎戦士タイガークイーン

初代タイガーマスク(63=佐山サトル)率いるストロングスタイルプロレスは17日、会見を行い「40周年記念第2弾大会」(7月29日、後楽園ホール)で女子版虎戦士「タイガークイーン」がデビューすることを発表した。

慎重にプランが練られていた女子版虎戦士がついに現実のものとなる。初代虎は「40年前に私がタイガーマスクとしてデビューし、今度は私がタイガーマスクを作ることになりました。女子選手です。半年前から手掛けていましたが、すごい素質。こんなにいい素材がいるのかと驚いた。見ただけで私が手掛けたと分かる。皆さん、びっくりされると思います」と目を輝かせて語った。

タイガークイーンのアドバイザーを務める大ベテラン・ジャガー横田(59=ディアナ)は「今回のデビューに当たり、佐山さんのご依頼を受けて指導に当たっております。楽しみな選手です。どうかご期待ください」と太鼓判を押した。

さらに初代虎は「最初は女子はどうかと思ったが、動きを見て本当にすごい選手だと感じた。タイガーにふさわしい。私の40年前を思い出して、温かい目で見ていただきたい。これが僕がプロレス界に残せる遺産なのかなと思います」と自信たっぷりに語った。

対戦相手は未定。新間寿会長(86)は「タイガーマスクも(デビュー戦で)ダイナマイト・キッドが相手だったからこそ、現在がある。平井(丈雅代表=56)がデビュー戦の相手に選ぶのか。すべてはマッチメークにかかっている」と、平井代表にプレッシャーをかけて涙目にさせた。

身長、体重、国籍、年齢、そして得意技などの詳細は一切不明。全てが謎に包まれたまま、いよいよデビューする女子版虎戦士タイガークイーン。7・29後楽園のリングで衝撃のベールを脱ぐ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社