米AEWで14日(日本時間15日)に放送された「FYTER FEST NIGHT1」で新日本プロレス管轄のIWGP・USヘビー級選手権が行われ、同王者のジョン・モクスリー(35)がカール・アンダーソン(41)の挑戦を退け5度目の防衛に成功した。
永田裕志(53)とのV4戦に続きAEWマットでの防衛戦に臨んだモクスリーは、日本でもおなじみのアンダーソンの猛攻に大苦戦を強いられた。バーナードライバーでマットに叩きつけられると、正調ガン・スタンまで浴びてしまうが、アンダーソンがカバーに行くことができず九死に一生を得る。
王者の執念で反撃に出たモクスリーは、トップロープからの飛び込み式ガン・スタンをキャッチするとレインメーカーの要領で短距離式首折り弾を発射。最後は必殺のデスライダーで3カウントを奪ってみせた。
試合後のバックステージでは、新日本の2020年1月4日東京ドーム大会でモクスリーに敗れた前王者のランス・アーチャー(44)が次期挑戦者に名乗り。前戦同様に反則裁定なしのテキサス・デスマッチでの対戦が急浮上した。