コイのバッテリーが小粋な演出だ。広島の玉村昇悟投手(20)が15日のフレッシュオールスター(松山)に全ウエスタンで4回に3番手で登板した。7球すべて直球を投げて1回1安打無失点に抑えた。
森(DeNA)を空振り三振、万波(日本ハム)を投ゴロ。渡部(西武)に左前打されたが、元山(ヤクルト)の打席でバッテリーを組んだチームメートの石原貴規捕手(23)が盗塁を刺し、結果的に3人で切り抜けた。
玉村は「真っすぐオンリーでいって最後打たれたんですけど、楽しめたかなと思います」と笑顔。直球勝負については「石原さんと話し合って(決めた)」と明かした。2年目の今年、一軍デビューし初勝利も手にした玉村は後半へ「体づくりを含めて、まだまだ成長していけるようにしたいです」と話した。