女性起業家アクセラレーターが平等を目指す全ての世代フォーラムのジェンダーに配慮した調達パネルに参加し、行動連合への取り組みを開始

ダラス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 女性の経済参加拡大を推進する有力組織の女性起業家アクセラレーター(WEA)は、パリで開催された「平等を目指す全ての世代フォーラム」(6月30日~7月2日)の「変化の推進役」プログラムに参加しました。北京宣言から26年後に、国連ウィメンが主催してメキシコとフランスの両政府が共催した平等を目指す全ての世代フォーラムは、ジェンダー平等に投資して女性の安全、リーダーシップ、経済的機会に向けた勢いを加速させるための、この世代で最も重要な瞬間です。このフォーラムには5万人がオンラインで参加し、1000人のコミットメント・メーカーが集結して、ジェンダー平等に向けた400億ドルの投資を記録しました。これは、7つの行動分野での平等への行動に向けた5カ年計画をサポートするものです。

7月2日に、アクセラレーターは「ジェンダーに配慮した調達に向けた変革的戦略の構築」と題するパネルを主催しました。このパネルは、女性の起業に関する不均衡に複雑で相互に関連する障壁について啓発し、ジェンダーに配慮した調達戦略を推進することを目的としたものです。世界では、3社に1社が女性所有の企業ですが、女性は政府や大企業の調達の1%しか獲得できていません。講演者は、包摂的な調達戦略の実施方法についての自らの経験に裏打ちされた知見と具体的アドバイスを共有しました。

2019年に発足した女性起業家アクセラレーターは、世界中の女性起業家の鼓舞・教育・エンパワメントのために設立されたマルチパートナーのイニシアチブです。エンパワメントの4つの手段である教育、資金提供、提唱活動、参加を通じて、女性起業家に対する障壁を取り除くことを使命としています。メアリー・ケイが開始し、参加資格の障壁を設けないこの世界的活動は、5つの国連機関との協議を通じて確立された戦略的連携です。

メアリー・ケイのジュリア・サイモン最高法務・多様性責任者は、次のように述べています。「当社は、ジェンダーに配慮した調達は大きな影響力を持ち、サプライチェーン全体での女性所有企業の包摂を加速できると考えています。アクセラレーターは、公共部門と民間部門が包摂的な調達を優先し、女性が必要とする体系的変化を推進するよう奨励しています。女性起業家の支援は、持続可能な成長に不可欠です。」

サイモンは、平等を目指す全ての世代フォーラムのジェンダーに配慮した調達ディスカッションにパネリストとして参加しました。これには、WEコネクト・インターナショナル共同創立者で最高経営責任者(CEO)のエリザベス・バスケス氏と、プロクター・アンド・ギャンブルの世界女性経済的エンパワメント・世界的イノベーション担当購買ディレクターのジャミラ・ベラビディ氏も登壇しました。ジャーナリストでフランス24とヨーロッパ1のワシントンDC特派員のソニア・ドリディが司会を務めました。

バスケスは、次のように述べています。「世界経済の規模は93兆ドルですが、世界のバリューチェーンの中で、女性は依然として製品やサービスの供給者として目立たない存在です。SDG5を支援して、より多くの女性が包摂的な経済的繁栄と雇用創出に貢献し、その恩恵を受けられるようにするために、この大規模な市場の欠陥を早急に是正しなければなりません。」

プロクター・アンド・ギャンブルの世界女性経済的エンパワメント・世界的イノベーション担当購買ディレクターのジャミラ・ベラビディ氏は、次のように述べています。「P&Gでは、ジェンダー平等への注力は基本的なことであり、当社の事業に統合されています。そのため、2025年までに女性所有の企業と女性がリーダーを務める企業に100億ドルを支出することに取り組んでいます。」

このイベントでは、WEAは政策、プログラム、提唱活動を通じて、平等を目指す全ての世代の行動連合のうち4つに参加しました。経済的正義と権利、気候の正義のためのフェミニスト・アクション、ジェンダー平等のための技術と技術革新、フェミニスト運動とリーダーシップです。アクセラレーターは、女性起業家が直面する主要な経済的・社会的障害を軽減することで、2030年末までに500万人の女性に力を授ける取り組みも始めています。

平等を目指す全ての世代フォーラムの行動連合へのアクセラレーターの参加は、COVID後に女性の平等への啓発を行うことに向けた当組織の一連の行動の最新のものに過ぎません。

  • 2021年3月16日に、メアリー・ケイのデボラ・ギビンズ最高執行責任者(COO)は、アクセラレーターを代表して国連グローバル・コンパクトのTarget Gender Equalityの会合に参加しました。ギビンズは、世界平均で女性の法的権利は男性の4分の3という世界銀行が発表したばかりのデータに光を当てました。ギビンズは、格差をなくして女性がその潜在能力を最大限に発揮できるように、法的差別に立ち向かい、改革を提唱するよう企業に呼びかけました。このイベントには、100カ国以上から産業界、国連、加盟国、市民社会団体の関係者5000人以上が集まり、参加者の75%が民間企業を代表していました。
  • 2021年3月24日に、女性の地位委員会(CSW65)のサブイベントとして、女性起業家アクセラレーターは5つの国連機関パートナーと共に、「女性が起業を通じて経済復興を主導する」と題したパネルを開催しました。これら参加団体は、女性起業家のための有効なエコシステムの構築を支える官民連携の必要性を強調しました。
  • 2021年6月15~16日に開催された国連グローバル・コンパクト・リーダーズ・サミットで、ギビンズはメインステージ・セッション「持続可能性における女性:男性の世界での革新」で講演しました。経済と社会が必要とする役割モデルとしての女性起業家について提唱し、アクセラレーターの重要な使命を強調しました。ギビンズは、次のように語りました。「パンデミックからの復興の成功では、女性の起業が重要な役割を果たすでしょう。女性起業家アクセラレーターの使命が非常にタイムリーなのは、そのためです。だからこそ、女性起業家にはこのような大規模な枠組みが必要です。」この年次サミットには、気候危機、世界的パンデミック、経済格差、社会的不平等の軽減に向けて、進捗状況を把握して共同行動を推進すべく、企業、政府、国連、市民社会から2万5000人以上のリーダーが集まりました。

女性起業家アクセラレーターについて

女性起業家アクセラレーターは、世界中の女性起業家の鼓舞・教育・エンパワメントのために設立されたマルチパートナーのイニシアチブです。エンパワメントの4つの手段である教育、資金提供、提唱活動、参加を通じて、世界中の女性起業家に対する障壁を取り除くことを使命としています。メアリー・ケイが開始し、参加資格の障壁を設けないこの世界的活動は、国連ウィメン、国際労働機関(ILO)、国際貿易センター(ITC)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国連開発計画(UNDP)の5つの国連機関との協議を通じて確立された戦略的連携です。アクセラレーターは、2030年末までに500万人の女性に経済的な力を授けることを目指しています。詳細については、https://www.we-accelerate.com/をご覧ください。


https://forum.generationequality.org/home
世界銀行(2020年)。企業調査、World Bank Gender Data Portal。世界銀行のブログ(2020年)Women entrepreneurs needed – stat!による引用。
Vazquez and Sherman (2014)。国連ウィメン(2017年)The Power of Procurement: How to source from women-owned businessesによる引用。

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