アミュ長崎の「かもめ広場」 16日から使用休止 広場の歩み振り返る

かもめ広場の使用休止に伴うイベントで妙技を披露する変面師=長崎市、同広場

 長崎市尾上町の大型商業施設、アミュプラザ長崎は15日、隣接する「かもめ広場」の歩みを紹介するイベントを開いた。広場は、2023年秋開業のJRの新長崎駅ビル開発工事に伴い、16日から使用を休止する。
 このイベントはこれまで訪れた人たちに謝意を示す目的。広場は00年の施設開業時から物販やコンサートなどの各種イベントを開催し、周辺のにぎわい創出に一役買ってきた。新駅ビルの開業に向けて、広場もリニューアルする。
 会場では1980年代後半ごろの駅舎や、広場で開催された長崎くんちの庭先回りなど、写真パネル約100点を展示。変面師のショーなどもあり、にぎわった。
 長崎市音無町の会社員、堀川美智子さん(42)は「有名なアーティストのイベントを無料で楽しめるなど、貴重な場所。リニューアル後も地域が活性化するような機会をつくってほしい」と語った。


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