小山田圭吾いじめ問題が拡大! EXITりんたろー。は報道に疑問、茂木健一郎氏は会見進言

りんたろー。と兼近(右)

東京五輪開会式で作曲を担当する「コーネリアス」小山田圭吾(52)の〝いじめ問題〟が波紋を広げている。

95年に音楽誌「クイック・ジャパン」で、小山田はいじめについて告白。知的障害のある男性に対して、マットレスでぐるぐる巻きにしたり、跳び箱の中に閉じ込めたり、バックドロップを食らわしたことなどを、得意げに語っていた。

ネット上では小山田の起用に「ふさわしくない」といった声が噴出。もっか大炎上中だ。

脳科学者の茂木健一郎氏は16日、ツイッターでこの問題に触れ「これはキツい。外すしかないかも」と所感。続けて「小山田圭吾さんのこと、この時点で音楽を変えるとか難しいとかいうことがあったら、やはりもはやご本人が出てきて会見なさって、あの時点の自分と今の自分は違う、深く反省して違った人間になっているということをおっしゃるしか、おさまり方はないように思う」とつぶやいた。

人気お笑いコンビ「EXIT」も15日放送の「ABEMA Prime」の中で言及。りんたろー。は、いじめについて「人としてあるまじき行為」と断罪しつつも「じゃあ、清廉潔白な人っていますか?って思っちゃう」と率直な感想を述べた。

その上で「そこから歩んできた27年とか40年の、この人の歩んできた道とか、後悔とか、成長とか、変化とかを全部なしにして、この行為だけをクローズアップして…。今を見ずに、過去の彼に対して石を投げるっていうのが正しいのかっていう疑問はありますね」と持論を展開した。

一方、相方の兼近大樹は「過去を含めて今につながっているんで『過去を背負って生きろよ』って派なんですけど」と前置きした上で「この状況でこのことを言ってるっていうのは、この声を上げてる人たちは何かをしてほしいというか…。1人ひとりが、何のために『この人は過去にこういうことをしていただろ!』って叫んでるのかを知りたいですね」と〝批判派〟の意図を推察した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社