新潟市内6区で計12人の新型コロナウイルス新規感染患者を確認

新潟市は16日、中央区、西区、東区、北区、江南区、西蒲区で市内1426例目から1437例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計12人確認されたと発表した。

新規感染者12人の内訳は、北区で4人、中央区、西区、東区で2人、江南区と西蒲区で1人。感染経路不明の患者は1人のみ。

1427例目は西区在住で会社員の30歳代男性。これまでの感染患者との接触はなく感染経路は不明であるが、県外往来の経歴があることから、市では県外で感染した可能性が高いと見ている。

1426例目の中央区在住でパート従業員の60歳代女性と、1436例目の西蒲区在住でパート従業員の50歳代女性は、共に14日に発表された1416例目患者の同僚。

1428例目から1435例目、1437例目は全員、新潟県が14日に発表した3527例目の濃厚接触者で同一の障碍福祉施設の関係者。内2人が施設の職員で、ほかの7人が利用者となる。

利用者の多くが、同じ法人の運営する複数の施設や特別学校へ通っていた。利用者の内の2人は、新潟市立東特別支援学校に通っており、同学校では本日16日から20日まで臨時休校の措置をとっている。また、15日に発表された内1人も県立西蒲高等特別支援学校に通っており、同様の「感染のかたまり」と考えられる。

市では今後、患者の家族のほか、施設や学校の関係者へも調査を実施していくという。

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