M&A情報【ウエルシアHD】ププレひまわりを子会社化へ/50%超の株式取得方針/12月1日を予定

【2021.07.16配信】ウエルシアホールディングスは、ププレひまわり(広島県福山市)を子会社化する方針を公表した。12月1日に50%超の株式を取得するなどとした資本業務提携(子会社化)を目的とした基本合意書を締結した。ププレひまわりは売上高516億72 00万円(2019 年 10 月 1 日~2020 年 9 月 30 日)。店舗数123店舗(2020 年 9 月末日現在)。

ウエルシアホールディングスは、7月16日開催の取締役会において、ププレひまわり(広島県福山市)と資本業務提携(子会社化)を目的とした基本合意書を締結することを決議した。

ウエルシアグループは、「お客様の豊かな生活と健康な暮らしを提供します」の企業理念のもと、健康をテーマとした付加価値の高い商品やサービスを提案する「生活のプラットフォーム」「専門総合店舗」を目指し、「調剤併設」、「カウンセリング営業」、「深夜営業」及び「介護」を軸としたビジネスモデルを進化させつつ、薬剤師、登録販売者、ビューティアドバイザー、管理栄養士、調剤
事務員などの従業員の専門知識を生かしたカウセリングと丁寧な接客、地域性にこだわりを持った品ぞろえ、より便利に利用いただけるサービスの充実により、“近隣にお住いのお客様の健康や美容、そして豊かな暮らしをサポートする店舗づくり”を目指し、関東中心に東北から中国四国地方において展開している。

一方、ププレひまわりは、「地域の皆様の健康で美しく豊かな潤いある生活のサポート集団を目指します」「お客様第一主義であり、いつも感謝の気持ちを元気な挨拶、明るい笑顔、的確な商品知識で満足を提供します」「私たちはお互いを尊重し仕事を通して能力向上を図り、ゆとりある生活を実現します」を経営理念とし、地域に必要とされる企業として専門性と生活利便性を備えた融合店舗をめざし、広島県を中心に岡山県、島根県、鳥取県、兵庫県、愛媛県、香川県、に店舗展開をしている。

今般、中国四国地方の店舗網拡大を図るとともに、それぞれの保有するノウハウや人材等の経営資源を共有することで、経営規模の拡大と経営体質の強化が見込まれると考え、基本合意に至ったとする。

資本業務提携の内容は、ウエルシアホールディングスがププレひまわりの既存株主から発行株式総数の 50%超の株式を取得し子会社化する予定。ただ、株式の相手先、条件等については今後協議の上決定する。

業務提携の内容は、両社の優れた運営内容を尊重し、地域の顧客に選ばれるための運営内容を検討し、仕入、システム、物流、従業員教育、店舗オペレーション、販促活動等について、今後両社間で分科会等を設置し協議を進める予定。

ププレひまわりの概要は下記の通り。
名称は株式会社ププレひまわり。
本店所在地は、広島県福山市西新涯町二丁目 10 番 11 号。
代表者は、 代表取締役 梶原聡一氏。
事業内容は、ドラッグストアの経営。
資本金は49 00万円。
設立年月は1984年11月。
売上高は516億72 00万円(2019 年 10 月 1 日~2020 年 9 月 30 日)。
店舗数123店舗(2020 年 9 月末日現在)。
日程は、2021 年7月 16 日(金)に取締役会決議、資本業務提携に関する基本合意書締結日。
2021 年 12 月 1 日(水) 株式譲渡実行日。

今後の見通しについては、本件によるウエルシアホールディングスの 2022 年2月期業績に与える影響は現時点で軽微であると認識しているとするが、公表すべき事項が発生した場合には、速やかに告知するとしている。

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