ウガンダ選手が失踪、豪選手が直前欠場…早くもバタバタな東京五輪

早くもバタバタだ

大阪府泉佐野市は16日、本番に向けて事前合宿を行っているウガンダ選手団の1人が行方不明になったことを発表。すでに警察に通報しており、市内の捜索を続けているという。

行方不明になっているのは男子選手のジュリアス・セチトレコ(20)。市によると、16日午前0時半ごろにチームメイトがホテル内にいたところを確認されている。しかし、昼過ぎにPCR検査が行われていなかったことを理由に関係者が部屋を確認すると本人の所在不明が判明したという。

同国選手団は先月19日に成田空港に到着し、9人のうち1人が空港検疫で新型コロナの感染を確認。泉佐野市に移動後も別の1人の感染が判明していた。

一方、オーストラリア選手団はこの日、都内で会見を行い、男子テニスで世界ランキング17位のアレックス・デミノー(22)がコロナの検査で陽性となり、五輪を欠場することを発表した。

緊急事態宣言下の東京都は新たに1271人の新型コロナ感染者を確認するなど、大会に向けてはお祭りムードどころかコロナに振り回されている。広島を訪問中の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)や長崎を訪れたジョン・コーツ調整委員長(71)は何を思うか…。

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