【東京五輪】セルビア選手団の感染判明で…「感染列島」「日本列島は病院船」など恐怖の声続々

不安が次々と現実になりつつある

東京五輪に参加するため来日したセルビア代表選手団に感染が判明し、国民からは恐怖の声が続々と上がっている。

東京五輪に向けて3日に羽田空港に到着したセルビア代表選手団5人のうち、30代の選手1人が空港での検査で新型コロナウイルス陽性と確認された。陽性の選手は療養施設に移動し、残り4人も濃厚接触者の可能性があるため待機施設に移動した。

選手団はボート代表で事前合宿地の富山県南砺市に向かう予定だったが、合宿は中止になる見込みとなった。

2人の感染者を出したウガンダに続く来日選手団の感染発覚に、国民の間には大きな動揺が広がっている。

ネット上では「ウガンダに続き、セルビア選手のコロナ感染判明、どこまで続くのか。まだまだ外国人の感染者から日本国内に広がる変異デルタ株。甘い水際対策、検疫体制では乗り切れない! 〝感染列島〟にするつもりか」「日本列島は病院船に…」「何を安心できて、何が安全なのだろう」と〝ウイルスの祭典〟を恐れる声が次々と上がった。

また「国民は引き続き、強い自粛制限で対応すれば大丈夫です。飲食店関連業者も倒産覚悟で五輪を応援しましょう」と皮肉る意見も。国民には我慢を強いているにも関わらず、五輪関係者には数々の特権を認める政府や大会組織委員会の姿勢に怒りが湧き起こっている。

海外からの感染者が続出、このまま「感染列島」となってしまうのか。小説の世界の恐怖が現実のものとなりつつある。

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