【東京五輪】いじめ炎上 小山田圭吾が謝罪「自分自身でも長らく嫌悪感を抱いていた」

小山田は国立競技場の開会式で曲を担当する予定だ

東京五輪の開会式で楽曲を担当する「コーネリアス」の小山田圭吾(52)が16日、過去のいじめ問題について「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

小山田は、90年代に音楽雑誌でのインタビュで、障がい者への差別行為や人種差別、プロレス技での暴力など、同級生へのいじめ話を得意げに語っていた。

ネット上では五輪に関わることに対して「ふさわしくない」「25年間何の謝罪もケジメもなくずっと放置し続けた」など批判が殺到。

小山田氏は「過去の言動に対して、自分自身でも長らく嫌悪感を抱いていたにもかかわらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかったことにつきましても、とても愚かな自己保身であったと思います」と振り返った上で「学生当時、私が傷付けてしまったご本人に対しましては、大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」とコメントした。

その後も長文のメッセージで今の思いを伝え、最後には「音楽家としてどう在るべきか、自分は世の中や周囲の人々に対して、どういった形で貢献していくことができるのか、常に自問自答し、より最善の判断をしていけるよう、一層の努力をして参りたいと思います」と再起を誓った。

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