大阪・泉佐野市で合宿中に失踪した東京五輪ウガンダ選手団の重量挙げ選手ジュリアス・セチトレコ(20)が、合宿中に五輪出場枠を逃し、20日にウガンダに帰国予定だったことが判明した。
16日、PCR検査の場に現れず、警察に行方不明届が出されたセチトレコ。ウガンダ紙「デイリー・モニター」によると、セチトレコは5月下旬にケニア開催されたアフリカ選手権67キロ級で銅メダルを獲得。同級の出場枠待機リストに名を連ねたという。しかし、合宿中の7月6日にウガンダオリンピック委員会に出場枠を逃したという連絡が入った。セチトレコは他のメンバーが選手村入りする7月20日まで共に練習し、同日コーチと2人で帰国する手はずを整えていたという。
出場見込みの状態で来日していたセチトレコ。一体どこに消えてしまったのか。