ずうとるび 41年ぶりシングル発表 山田たかお「亡くなったら棺桶に新曲CDを入れて!」

41年ぶりにシングルをリリースするずうとるび

伝説のアイドルグループ「ずうとるび」が41年ぶりにシングルを発売した。

ニューシングル「SAIKAI~ああ麗しのみかん色~」は昭和アイドルテイスト満載のレトロなアッパーチューンで、メンバーの再会、そして活動の再開をかけた。おじさんの青春ソングとして軽快なナンバーに仕上がっている。カップリングの「娘ドロボウ」は娘を嫁に出す前日の父親の心境をつづった曲で、最後は娘婿を「娘ドロボウ」と呼んでしまうほどの取り乱しぶりを湘南サウンドに乗せてコミカルに歌っている。

CDはずうとるびオフィシャルオンラインショップにて21日に発売されるが、先立って15日、16日に開催された築地本願寺ブディストホールのツーデイズ公演では先行発売された。

山田たかおは「2度目の紅白歌合戦を狙う元アイドル、今はオイ(老い)ドルの山田たかおです。亡くなったら、棺桶に新曲CDのSAIKAIを入れて置いて下さい。よろしく!」とコメント

今村良樹は「終活とは最後の瞬間まで自分らしく生きることらしい。昔の仲間とのSAIKAIで新たな夢を持てた今、本当の終活に入ります。みなさん、見守ってください」とアピール。

池田善彦は「今、通信システムの5G! とても期待されてますよね。僕たちずうとるびも言わば『ファイブ爺』でございます」と負けずにギャグをかます。

ずうとるびは日本テレビ系「笑点」の「ちびっ子大喜利」コーナーで座布団10枚を獲得した山田たかおを中心に結成され、1974年にデビュー。翌年、紅白歌合戦に出場した。

今回、新井康弘が江藤博利主催の舞台に昨年出演したことで再結成話が進んだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社