【U―24】スペイン戦に臨むDF旗手「個では止められない」 組織力で勝負

旗手怜央

東京五輪に臨むサッカー男子のU―24日本代表DF旗手怜央(=川崎)が16日、オンライン取材に応じ、国際親善試合U―24スペイン代表への意気込みを語った。

「どこであろうと、試合ができることが毎回楽しみです。今回は優勝候補のスペインということで五輪前に試せる場でもあるし、サッカー人生を考えても大事な一戦だと思います」とし、歴史に名を刻む強豪国との対戦はもちろん、各スカウトも注目する試合とあってモチベーションは高まっているようだ。

また、左サイドバックを務める旗手は世界トップクラスの選手とマッチアップすることに「個では止められないと思います。サッカーは11人でやるものなので左サイドハーフの選手や左センターバックの選手と協力しつつ、なるべくマッチアップするに自由を与えないように。声掛けしながらやれば止められると思います」と、組織力で勝負するという。

五輪本番が迫っていることには「そんなにわからないというか、五輪を目標にしていたけど、実感がわかない。国際舞台を経験できるのは、なかなかないことですけど…」と話していた一方で「五輪での目標? 人に言わないようにしているので秘密にしておきます」と言葉を濁したが、大舞台で自身の真価を見せつけてくれるはずだ。

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