【オールスター】阪神・佐藤輝 “初陣”4タコ 2戦目は祖父母が生観戦「しっかり打てるように」

つば九郎(左)と話す阪神・佐藤輝

初戦は不発で終了…。阪神の怪物新人・佐藤輝明内野手(22)が「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)に全セの「2番・左翼」で初出場したが、快音を響かせることはできなかった。

注目の初打席はオリックスのエース・山本由伸の153キロに空振り三振。「力強い球でした」と出はなをくじかれたルーキーは、その後もパ投手陣を前に凡退が続き、4打数無安打2三振と奮わなかった。

一方で試合前から西武・山川や広島・鈴木誠など球界を代表するスラッガーに「どういう準備をしたのか? そういうことを聞きました。何かいろいろ聞き出して、勉強材料にしていければいいかなと思います」と臆することなく質問攻め。今後に向けた収獲があったようだ。

楽天生命パークで行われる17日の第2戦は、宮城県で暮らす祖父母も応援に駆け付ける予定。6月に同地で行われた交流戦・楽天戦では、メジャー帰りの右腕・田中将から本塁打を放つなど、見事な活躍で祖父母孝行をしただけに「明日はしっかり打てるように」と気持ちを入れ直していた。

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