【オールスター】オリックス・山本由伸が全セを〝完封〟!「いつもより良かった」

夢舞台で圧巻の投球を見せたオリックス・山本由伸

「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦が16日、メットライフドームで行われ、全パの先発を務めたオリックス・山本由伸投手(22)が圧巻投球を披露した。

並みいるセのスター選手をネジ伏せた。150キロ超の直球を中心に組み立て初回は坂本(巨人)、佐藤輝(阪神)、鈴木誠(広島)を相手に打球を外野にすら飛ばさせず、3人で料理。続く2回も岡本和(巨人)、ビシエド(中日)、マルテ(阪神)もピシャリと封じ、2回を24球、被安打0、1奪三振で最速は154キロだった。

山本は「すごく楽しんで投げられました。しっかり落ち着いて投げられたので、いつもより良かったかなと思います」と笑顔。侍ジャパンにも選出されている右腕だけに、金メダル奪取にはずみもつきそうだ。球宴後には強化合宿、そして東京五輪本番へと続いていく。「これから緊張感のある試合が続きますが、ベストパフォーマンスできるように準備していきたい」。今後の活躍にも期待が集まる。

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