【長野の難読地名】赤怒田、鬼無里、麻績・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は長野県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

赤怒田

(C)新まつもと物語プロジェクト

「あかぬた」

松本市の赤怒田には福寿草(フクジュソウ)の群生地があり、市の特別天然記念物に指定されています。花が咲くのは3月頃。黄色の可憐な花が地表を覆うように咲き、開花の時期に合わせて「福寿草まつり」が開催されます。

鬼無里

(C)(公財)ながの観光コンベンションビューロー

「きなさ」

長野市にある地名です。鬼のいない里という意味で「鬼無里」という地名がついたといわれており、一夜山の鬼伝説、鬼女紅葉伝説など、さまざまな伝説が残されています。周囲を山に囲まれ、大望峠展望台からは周辺の山々の紅葉や、北アルプスの山並みが一望できます。

麻績

(C)松本広域連合

「おみ」

東筑摩郡の麻績村の歴史は古く、弥生時代に開かれ、江戸時代には麻績宿がおかれ、善光寺の参拝やお伊勢参りの要所として多くの人が往来しました。聖湖を抱える聖高原では夏は納涼煙火大会が開かれ、冬はスキーなど、豊かな自然の中でレジャーが楽しめます。

贄川

(C)松本広域連合

「にえかわ」

塩尻市の地名です。かつての中山道の宿場町で、贄川関所が設けられていました。現在は関所跡に復元された建物があり、当時の様子をうかがい知ることができます。

洗馬

(C)松本広域連合

「せば」

東筑摩郡朝日村と塩尻市にある地名です。朝日村西洗馬には、戦国時代につくられた武居城跡(洗馬城)跡があり、現在は公園として整備されています。一角には茶室「和合庵」が設置され、四季折々の景色を楽しみながら茶道に親しむことができます。

© 株式会社オンエア