国道34号の整備促進を 大村市期成会が長崎県に要望

奥田部長に要望書を手渡す園田会長(左)=県庁

 国道34号等大村市内幹線道路整備促進期成会(会長・園田裕史大村市長)は15日、長崎県の大村、諫早両市を結ぶ国道34号の4車線化整備促進など3項目を県に要望した。
 大村市によると、国道34号の大村市与崎交差点-諫早市花高入口交差点の4.4キロは2車線で、通勤時間などの混雑が恒常化。昨年7月の豪雨では一部冠水し、13時間通行止めになった。
 県庁を訪れた園田会長は「国土強靱化(きょうじんか)においても極めて重要な役割を担う主要幹線道路」と早期整備へ支援を求めた。応対した奥田秀樹土木部長は「19日から住民説明会が開かれる。円滑な利用促進が図られるよう国に予算確保を要望する」と述べた。
 このほか国道34号の空港南口交差点-水主町(かこまち)交差点の約480メートルの拡幅や、都市計画道路・池田沖田線竹松工区(延長1970メートル)早期完成も併せて求めた。

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