【函館2歳S】押し切りを図った1番人気ポメランチェは失速 藤岡佑「馬場がマッチしなかった」

レースはナムラリコリスが勝利した

17日の函館競馬場で行われた2歳最初の重賞・GⅢ函館2歳ステークス(芝1200メートル)は、泉谷楓真騎手(19=栗東・本田厩舎)騎乗のナムラリコリス(牝・大橋厩舎)が、4番手から差し切り、世代トップでGウイナーに。鞍上・泉谷騎手も、20年デビュー組4人(ほか秋山稔樹騎手、原優介騎手、小林脩斗騎手)の中で、一番乗りとなる重賞勝利を決めた。

1番人気のポメランチェ(牝・牧田厩舎)は、内からハナを奪って押し切りを図ったが、楽に逃げ切ったデビュー戦とは違い、ラスト1ハロン過ぎであっさり失速して7着に終わった。鞍上の藤岡佑介騎手は「ある程度、外から来るだろうなと思ったが、内から主張する形に。レース自体は落ち着いて臨めたが、馬場がマッチしなかったし、最後は内にモタれて…」と、この日の芝が合わなかったことを敗因に挙げた。

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