元東京都知事で東京五輪招致に尽力した作家・猪瀬直樹氏が１７日、「ＮｅｗｓＢＡＲ橋下」（ＡＢＥＭＡ ＴＶ）に出演。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のトーマス・バッハ会長についてコメントした。
五輪開催の是非はもちろん、広島訪問や〝不要不急〟の歓迎会などで逆風が吹いているが、猪瀬氏は「まるで幕末のペリーが来た時に尊王攘夷で紅毛碧眼のなんとかってとか言ってるみたいな感じ。バッハさんは普通の人だよ」と淡々。「普通の人が悪玉のように日本の地上波テレビやＳＮＳで、煽り立てただけですよ」と指摘した。
その上で「日本人って鎖国的な心情っていうのがあって、コロナで大変だっていうのを人にせいにしちゃダメなんで。バッハさんのせいだ、みたいな感じにもって行っちゃう雰囲気が問題なんだよ」と訴えた。
