武田鉄矢 “失言”バッハ会長の批判に「金メダルが2つか3つ重なれば、みんな忘れます」

武田鉄矢

18日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、俳優の武田鉄矢(72)が、国際オリンピック委員会(IOC)の“失言”トーマス・バッハ会長らを皮肉交じりにフォローした。

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下で、23日に開幕を控える東京五輪。バッハ会長は13日に組織委員会を訪れた際、安心安全の大会を訴える大事な場面で、最も重要なのは「チャイニーズピープル(中国国民)」と言い間違えるミスを犯し、慌てて「ジャパニーズピープル(日本国民)」を言い直した。

MCの東野幸治から、五輪やバッハ会長の言動への意見を求められた武田は「この状況でオリンピックができる国は日本しかありませんよ」と断言。理由について「他の国でやってたら、内乱や反対運動が渦巻いて、こんなに穏やかにのどかに盛り上がらないオリンピックを待てるのは日本人しかいない」と続けた。

東野はこの発言を皮肉にも捉えたが、武田は「つくづく菅(首相)さんにしても小池(都知事)さんにしてもすごいなって、偉さを称えなきゃ。なぜって失敗したらあの人たちはパー(終わり)ですよ。それをあんなにこやかにおできになるんですから、立派な方々ですよ」と持論を展開した。

バッハ会長の批判についても、武田は「金メダルの話題が2つか3つ重なれば、みんな忘れます」と予言した。

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