【全日本】3冠王者・ジェイクが芦野の左腕〝破壊〟王座奪取に黄信号

芦野の左腕を攻めるジェイク

王座奪取に黄色信号点滅か。全日本プロレス18日の千葉・成田ビューホテル大会で、3冠ヘビー級王座挑戦を控える芦野祥太郎(31)が、王者ジェイク・リー(32)に左腕を破壊された。

22日の東京・後楽園ホール大会で3冠に挑む芦野はこの日、ジェイクとタッグマッチで激突。悲願の頂点へ勢いをつけたかったが、待っていたのはジェイクの腕殺しだった。腕十字固め、オモプラッタ、キックで集中攻撃され、何度も悶絶させられる。試合も孤立したパートナー・田村男児を救出できず、ジェイクのD4Cで3カウントを奪われる様子を見せつけられた。

アンクルロックを封じるために左腕を集中攻撃したというジェイクから「これで足首を決められない。お前、どうするつもりだ? アッハッハ」と高笑いされた芦野。振り絞るように「クソ。(腕の)感覚が…。でもまあ、伸びたぐらいなんで何とでもなりますよ。もう、腕の1本や2本くれてやる。それぐらい覚悟決めて、全日本に参戦して3冠挑戦表明してるんだから」と話したが、必殺のアンクルロックを封じられて策はあるのか。

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