リオ銀メダリストが生リポート! 選手村の段ボールベッドに「性的行為防止」の効能

選手村で使用されるベッド

東京五輪選手村で使用される段ボールベッドが、新型コロナウイルス感染防止にうってつけの〝セックス防止ベッド〟として海外で認識される珍現象が発生している。

発端とみられるのは、2016年リオデジャネイロ五輪陸上男子5000メートル銀メダルのポール・チェリモ(米国)が17日、選手村からツイートした内容。「東京五輪選手村に設置されるベッドは段ボール製で、アスリート同士の親密さを避けることを目的としている。ベッドは、スポーツ以外の状況を回避するために、一人の体重に耐えることができるようになっている」。

また、海外の取材記者らも「余計なアクティビティを避けるために段ボールでできている」とツイートしたこともあり、本気か冗談か、インド「インディアン・エクスプレス」や米「デッドスピン」など多数のメディアが続々「アンチ・セックスベッド(セックス防止ベッド)」だと報じた。

もともとは環境に配慮し、リサイクル可能な素材ということが段ボール使用の理由だったはずだが、感染予防対策になれば一石二鳥ということか。ただし、「デッドスピン」は「待って! ベッドが壊れちゃうわ」「そうだね、じゃあ4年後に」……「いいえ、彼らはやります」。と、効果なしを予測する一人寸劇も記している。

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