巨人OB堀内恒夫氏が高野連に喝! 部員外感染で出場辞退の米子松陰を擁護

堀内恒夫氏

球界内からも救いを求める声が上がった。元巨人監督で評論家の堀内恒夫氏(73)が19日に自身のブログを更新し、学校生徒の新型コロナウイルス感染により夏の甲子園県予選の出場辞退を余儀なくされた、米子松陰野球部について言及した。

同件は、野球部員ではない生徒1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、部員らが事態の発覚後に保健所での対応を急ぐも、予定されていた第1試合より遅い時刻から保健所が開くことなどから一切の対応ができず、辞退することとなった問題。

一連の流れを同部員がツイッター上に投稿し、高野連の対応を含めた問題提議をすると、これが広く拡散され、橋下徹氏(52)ら各界著名人も出場の再考を求める声明を出した。

堀内氏も自身のブログ上で同様の意見を表明。「聞けば聞くほど今回の判断は違うんじゃないかと。どんなことにもルールはあるにせよ 規則だからと言って 四角四面のような 堅物な態度で辞退にさせるとか。子供たちの夢と人生が かかっているんだから もっと柔軟に対応してあげないと」と、高野連の対応を批判した。

また、改めて「どうか、彼らが出る道を 試合が出来るチャンスを探してあげて欲しい。 そして彼らだけじゃなく もし同じような境遇の学校があれば 同じように考えてあげて欲しい。俺は声を上げることしか出来ないが 大人たちが諦めずに やれるところまで柔軟に模索して欲しい。 なにとぞ、よろしくお願いします」と、球児たちの心情をおもんばかった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社