【東京五輪】組織委が小山田圭吾の辞任受け入れ 〝留任判断〟は「誤った判断」と謝罪

小山田圭吾(2013年)

東京五輪開会式の楽曲担当を務める小山田圭吾(52)が辞任を表明したことを受け、大会組織委員会が声明を発表した。

小山田は94年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」と95年8月発行の「クイック・ジャパン」で学生時代に障がいのある同級生に対するイジメを行っていたと告白。国内から大きな批判を集め、事態を重く受け止めて19日夜、ツイッターで「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と辞意を表明した。

これを受けて組織委は「小山田氏の行為は断じて許されるものではないと考えますが、先日、本件についての反省とお詫びを受け入れ、開会式が迫っているなか、引き続き準備に努めていただくことを表明しました。しかし、これは誤った判断であると考えるに至り、この辞意を受け入れることといたしました。この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます」とコメントした。

開会式4日前に辞任という異例の事態。組織委は午後10時から武藤敏郎事務総長が取材対応する。

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