相模原市緑区の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、犠牲になった19人の追悼式が20日、再建された新園舎で開かれる。26日で事件から5年。事件の風化を防ぐために県が設置した鎮魂のモニュメント(慰霊碑)も公開され、遺族らが献花する。
追悼式は県、相模原市、社会福祉法人かながわ共同会の主催。モニュメントには遺族の同意を得られた犠牲者の名前がヤマユリの花の絵とともに刻まれる。午後1時から5時まで、一般の献花を受け付ける。
追悼式はこれまで市内のホールで開催してきた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止され、今回は2年ぶりとなる。