上越市五智の海岸沿いにある市道「居多ケ浜シーサイドライン」で、ヒマワリの花が咲き始めた。今年は例年より若干早く、これから約1週間で見頃を迎えるという。
植栽したのは市民団体「ひまわり會」と「上越市まちづくり市民大学2008の会」。平成22年から同市地域活動支援事業の採択を受け、毎年、地域住民と共にスイセン、ヒマワリ、コスモスの植栽やごみ拾いなどを行う「クリーンナップ上越in五智」に取り組んでいる。
近年は地元の国府小が取り組みに参加。4年生が環境美化を訴える看板の下絵作りを担当し、ヒマワリの周りに配置している。
今年は5月に約700ポット分の苗を植え、水やりなど管理を行ってきた。18日にはメンバーら約15人が同所に集まり、草取りや看板の設置など訪れる人を出迎える準備を進めた。ひまわり會の木村良彦会長(52)は「今年は降雨や日照など適度な環境が幸いし、きれいに咲き始めた。環境に配慮しつつ、ぜひ見に来てほしい」と話していた。