ツバメとの違いは何?コシアカツバメを見つけてみよう 岡山・吉備中央町

コシアカツバメというツバメをご存じでしょうか?愛らしい姿とともに普通のツバメとの違いをお伝えします。

岡山県吉備中央町で見つけたコシアカツバメ(スズメ目ツバメ科)。
コシアカツバメは、普通のツバメより少し遅れ、繁殖のため東南アジアなどから日本に渡ってきます。

普通のツバメ(左)とコシアカツバメ(右)

喉や腹に縦じまがあることや、名の由来にもなっている腰が赤いのが特徴です。ただ、普通のツバメとコシアカツバメの1番の違いは、実は「巣の形」なんです。

家の軒先などで見られる普通のツバメの巣は、おわん型をしています。

一方で、コシアカツバメの巣は、とっくりのような形をしています。

コシアカツバメの巣はコンクリートビルなどでもよく見られます。
しかしコシアカツバメは日本に来るのがやや遅いためか、しばしば巣をスズメに乗っ取られるなど苦労もあるようです。野鳥の世界も大変ですね。

見慣れるとどこにでもいる野鳥ですので、ぜひ探してみてください。

© 株式会社瀬戸内海放送