【東京五輪】日本選手団・福井烈団長は適切なコロナ対策を強調「生活環境に大きな支障はない」

福井烈団長

東京五輪開幕を控えた20日、日本選手団が都内のメインプレスセンター(MPC)で会見を行った。

19日時点で選手村に滞在している日本選手団は236人で、福井烈団長(64)は「感染症対策は徹底されており、現在のところ生活環境に大きな支障はない」と説明。選手村では新型コロナの陽性者が確認されているが「組織委員会から適切な処置がとられているものと理解している」と強調した。

しかし、22日にサッカー男子日本代表が対戦する南アフリカ代表は陽性者2人、濃厚接触者18人となっており、試合が開催できるか不透明な状況。一方、コロナ対策担当の土肥美智子CLOは「濃厚接触者をどのような手順で評価するか組織委員会から伝わっており、それを見る限りはきちんとした対応がとられている。試合をすることに関してはきちんとした対策を講じていけば心配なく試合は行われるのではないか」との見解を示した。

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