新潟県糸魚川市選挙管理委員会からの刑事告発を受けて、米田徹市長と藤田副市長が謝罪コメントを発表

糸魚川市の米田徹市長(2021年6月10日撮影)

新潟県糸魚川市の藤田年明副市長が今年4月に実施された糸魚川市長選挙の期間中、複数の職員に対して「頼むね」などと現職候補の米田徹市長に投票するよう依頼していたことを受けて、事実関係を調査していた糸魚川市選挙管理委員会は20日、公職選挙法に触れる疑いがあるとして、新潟県警へ刑事告発することを決定。これに対し、糸魚川市の米田徹市長と藤田副市長が同日、謝罪のコメントを発表した。

藤田副市長は「選挙管理委員会の方針を大変重く受け止めております。市民の皆さまには、ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。今後のことにつきましては、米田市長とも相談し、お示ししたいと考えております」とコメントした。

また、入院中の米田市長は「報告を受け、大変重く受け止めており、今後の状況を注視してまいります。市民の皆さまには、今回の件で不安や心配をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申し上げます」とのコメントを出した。

© にいがた経済新聞