故ジュース・ワールド、3部作の第1弾アルバムが今夏に発売されることが発表

2019年12月に21歳の若さで亡くなったジュース・ワールド(Juice WRLD)。彼のマネージャーであるPeter Jideonwoが、今は亡きラッパーの遺作となる次のアルバムについて、新たな情報を公開した。

彼によると、来るべき3部作の第1弾『The Party Never Ends』が今夏にリリースされること、そしてゲストのラッパーやミュージシャンによる「5つ以下のフィーチャリング」があるとのことだ。

Peter JideonwoはInstagram Liveで次のように語っていた。

「アルバムが今月になるとは保証できませんが、かなり近いうち発売されます。『The Party Never Ends』は、音楽的にだけでなく、クリエイティブな面でも最高のアルバムになるでしょう。アルバム・カバーやマーチャンダイジングでも大きなコラボレーションが実現しました。すべてが最高の作品になるはずです。ただ単に音楽を作るのではなく、今後10年間語り継がれるような名作を作るために時間をかけています」

今回の発表は、2020年7月10日に発売されたジュース・ワールドの遺作アルバム『Legends Never Die』から1年経過直後に行われた。このアルバムは、全米アルバムチャートで初登場1位を獲得し、2週間にわたって首位を維持。その後、全米シングルチャートで5つのシングルがトップ10にランクインした。

昨年4月、ジュースの母親であるカーメラ・ウォレスは、「Live Free 999 Fund」の設立。この団体は、息子の遺志を継いで、戦いに挑む若者たちを支援し、愛と喜び、そして感情的な誠実さをもって行動することを目的としている。

今年5月には、ジュース・ワールドのデビュー・アルバム『Goodbye & Good Riddance』の発売3周年を記念して、新曲「734」とリル・ウージー・ヴァートをフィーチャーした「Lucid Dreams Remix」の2曲を含んだアルバムが再発された。2018年5月にリリースされ、メロディックなプロダクションの上に内省的な歌詞を乗せたこの作品は、ジュース・ワールドを瞬く間に世界的なスターダムへの急上昇のきっかけとなった。 

Written By Will Schube

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