2年ぶりに開設された逗子市の逗子海水浴場が22日から、海の家で酒類の提供を停止する。県が同日からまん延防止等重点措置対象区域を清川村を除く県内全域とするため。
市の海水浴場マナー条例に基づき、砂浜での飲酒などは従来禁止されているが、海の家でも8月22日まで飲酒できなくなる。海水浴場組合は、海の家が要請を守らない場合は営業禁止も含め厳しく対処する。
同海水浴場では、海の家で県のマスク飲食実施店申請や営業時間短縮などの対策を講じているが、7月22日以降は見回りの人員を増やすなど対策を強化。ビーチのほか周辺住宅街なども巡回し、ルール徹底の呼び掛けやごみ拾いも行う。
海開き後の初の週末となった17、18日は多くの来訪があった。4連休を前に逗子海岸営業協同組合の勝田康司常務理事は「海で飲酒できないことや、感染対策をしっかりやってもらえるよう行政と呼び掛ける」とした。