〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(12)が〝キック界のドン・ファン〟こと皇治(32)と禁断の合体を果たした。ゆたぼんは21日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、特訓シリーズで皇治に弟子入りしたのだ。
ゆたぼんは今秋に予定している亀田興毅会長(34)の興行にエキシビションマッチでリングデビューする予定で、5月末からボクシングの特訓を始めている。この日、特訓を志願したのは、今なにかと話題の皇治だった。
先月、格闘技イベント「RIZIN.29」で皇治は、バッティングで対戦相手を鼻骨骨折させ、騒動となった。ゆたぼんは冒頭、「皇治さんにバッティングを教えてもらおうと思います」と悪ノリし、皇治から「なんでやねん」と突っ込まれ、修行はスタート。
最初に課されたトレーニングは綱登り。「格闘技も人生も根性。気持ちを鍛えないといけない。1日100本登っている」と皇治からの指示にゆたぼんは摩擦で手をヤケドしそうになりながらも「根性、根性」とノルマをクリアした。
続けて、ボディーに10秒間パンチを受けた後にサンドバッグに20秒間、パンチを打ち込む複合トレ。1セット30秒を3セット連続のハードトレで、ゆたぼんはダウンしかけながらもやり遂げた。
最後に同じく亀田興行に出場を予定している皇治のコンディショナル・トレーナーとスパーリング。大人対子供で体格差は歴然だったが、ゆたぼんは「ボコボコにしたらあ!」と気合満点で、終始圧倒してみせた。
これには皇治も「よくやった。(ボクシング歴が浅いから)もっと下手かと思った。こんな小さい体なのに頑張って、勇気をもらった」と目を見張るばかりだった。