なでしこジャパンが初戦で大苦戦 岩渕真奈の終盤弾で辛くもドロー

 東京オリンピック女子サッカー1次リーググループE第1戦が21日に行われ、日本代表がカナダ代表と対戦した。

なぜ23歳以下が対象?オリンピック年齢制限はW杯が背景に

 開催国として国民の期待に応え、メダル受賞を成し遂げたいなでしこジャパン。大事な初戦という事でキックオフ直後はぎこちなさが目立つと、開始6分にカナダ主将クリスティン・シンクレアにシュートを打たれる。左ポストに当たったボールを再びシンクレアに押し込まれ、なでしこジャパンが早い時間帯にいきなり先制点を許してしまう。

 追いかけてる立場となったなでしこジャパンは、後半開始間もない頃に田中美南がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。田中がキッカーを担当するも、GKのファインセーブに遭い得点に至らない。それでも試合終盤の84分、裏のスペースに岩渕真奈が抜け出すと、タイミングをずらしたシュートを放つ。ゴール右隅に吸い込まれ、苦戦を強いられたなでしこジャパンが1-1で辛くもドローに終わった。

大苦戦のなでしこジャパンがカナダとドロー Photo Masashi Hara

© 株式会社SPOTV JAPAN