巨人・原監督が63歳バースデーに〝原節〟健在「初老?老人?まだまだ青春真っただ中の迷う人間」

原監督は笑顔でバースデーケーキと同じポーズを決めた(東京ドームホテル協力)

22日に63歳の誕生日を迎えた巨人・原辰徳監督が21日、報道陣・関係者からサプライズの祝福を受けた。

21日に行われたチーム内対抗戦「リアルジャイアンツカップ」の試合前練習中、原監督が「グータッチ」している様子を模した特大のケーキがグラウンドに用意されると、そこに指揮官本人が登場。球場内に流れたバースデーソングとともに拍手で出迎えられると、報道陣からプレゼントも手渡され、満面の笑みを見せた。

新たな1年の抱負を聞かれると「63歳ねぇ。ユニホームを着て、現役で、監督という立場ではありますけど、(ユニホームを)着れてるという点では、毎年、非常に新鮮な中で、新鮮に年を迎え、そして新鮮に時間を使えてるというのはありがたいことだな」と、喜びを交えながらしみじみと語った。

年を重ねても〝原節〟は健在だ。「気がついてみれば63歳。63歳というのは、世の中的に言うと初老? 老人? よく分からないですけど、よく分からないぐらいの年ですから、まだまだ私も青春真っただ中の迷う人間である、そういう意味では時々の、何て言うのかな。事態、あるいは状況の中でね、さまざまなことを勉強していきたいなというふうに思っています」。チームの3連覇に向けて、そして一人の野球人として、今後も一本道を突き進んでいく。

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